空席を埋めるか

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電車に乗ったとき、席が空いていても立っている人がいる。
そういう人をみつけたら、何を考えているのが予想してみるとおもしろい。
どういう理由で立っているか。

例えば、こういう理由かもしれない。

その場から席まで動きたくない。
ドアの側が好き。
席の横の人が何かイヤ。
おしゃべりがうるさい。
臭いがしそう。
逆にとなりの人に気を遣うのがイヤ。
荷物多いし。
他にも立っている人がいる。
いつも立つように躾られている。
むしろ立つ方がラク。

などなど・・・。

一瞬でどれくらい思いつけるか。
できるだけ多く思いつけるようになると便利だ。

別に電車の席に限る必要はない。
いろんなシチュエーションで、人の行動を見ながら考えていることを予想するとよい。


これを繰り返していると、人の思いを察することができるようになってくる。
他人のだけでなく、自分のでも。
自分自身の真意を探ることもできるようになってくる、ということだ。


人間の行動は、自身でも理由を説明できない場合は多い。
説明できた、と思っても、それが思い込みの場合も多い。
だから、自分の行動をみて、なぜそういう行動を取ったのか、を考えてみるとよい。

理由も分からずにやりたいことが出てきた場合でも同じ。
行動の結果や気分に思いを馳せて、理由を探る。


コーヒーではなく紅茶を選んでしまった。
いつも車を使うところを自転車で行った。
いつになく仕事の進みが遅い。
沖縄に行きたくなった。
パンダを触りたくなった。
一人旅したくなった。


こういうことは、日々の生活で数限りなくあるはずだ。
それを、意識的に深く探ってみる。

行動を取った理由や、何かをしたくなった理由。

ひとつだけではなく、沢山。
できるだけ多く。
ひたすら山のように。

このとき、あっているかどうかは問題ではない。
正しいか間違っているか、を考えはじめると、理由を探る妨げになる。
そのためにも、余計なことを考えるスキを与えず、客観的にありえそうな理由を列挙し続けるとよい。

これがどれくらいできるか、というのが、客観的に自分を観察する能力にかかってくる。
自分のことを、どれだけ他人っぽく見られるか。

そういうわけで、冒頭の他人の考え予想ゲームが役に立つわけだ。
人の行動を見て、その理由を推測する。
そして、自分の行動を見て、同じように推測する。

人のふり見て我がふりも見れ、と。


<<今日のトレーニング>>

夜間、晴れ、水500ml、BCAA前後各5g、マサイ。

距離: 9.0km
時間: 61min

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vision.jpg りっぷる(カワイヒデアキ)@浜松。2010年サハラマラソン完走を目指してトレーニング中。

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